2008年2月11日

USBメモリー内の情報漏えい対策

情報漏洩
顧客情報や生徒の成績情報、機密情報が漏洩したというニュースがよく流れる。不注意によるものもあれば、盗難によるものもあるが、パソコン本体やFD、USBメモリーなど記録媒体の紛失が原因である。(Winnyや意図的なものは、この際別問題として。)
いずれであっても、理由のいかんを問わず、その責任は情報そのものを所定の位置から持ち出した者にある。特に、記録媒体での持ち出しは要注意である。
私自身も3箇所で作業をするため、USBにデータを入れて持ち運んでいる。文書関係もあれば、個人情報に関するものもある。ブラウザーやメールソフトも入れているため、私自身の趣味嗜好を含めた個人情報も入っている。

責任
持ち出しの場合、当然自己責任で管理をしなければいけないが、紛失・盗難を100%避けることは不可能だ。情報量の多少にかかわらず、このようなことが起こりうることを前提に対策を立てることが「危機管理」ではなかろうか。
最近、USBメモリー内のデータは勿論、アプリケーションも暗号化している。これとて100%安全とはいえないが、一般的には情報の漏洩は防げるはずである。盗難にあっても誰かに拾われても。

USBメモリー対策
USBメモリーの中に別ドライブを作成し、その中にすべてを記録させる。USBをパソコンからはずせば、このドライブはアンマウントされてしまうためアクセスすることはできない。もちろん、暗号化されたデータの塊としては残っている。
これまでファイルやフォルダーを暗号化していたが、手間が大変である。
このソフトはUSBを挿すとパスワード入力を要求してくる。その後は2、3の手順で準備完了。

安全・安心の活用
情報は持ち出さないのが一番安全であるが、どうしても必要ならば、その情報が他人に読み取られないよう対策を施しておくべきである。
今のところ、このソフトの不具合は感じられない。
ドライブをマウントしない限り、データへのアクセスは勿論、ブラウザー、メールソフトも立ち上げることはできない。万一失くしても、情報やお気に入り、メール内容が他人に見られることはない。

USBメモリーの安全・安心の活用は、ここからではないだろうか。

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